１５４．バルプロ酸 （2016年1月号）
今回はバルプロ酸（デパケン、バレリン、セレニカ）の話をしよう。この薬剤は急な副作用も少ないのでもっとも使いやすい薬である。特に全般てんかんに...
１５３．忘れえぬ患者さん（その3）、いらつきが治った症例 （2015年12月号）
「不機嫌症」という言葉がある。人は誰でも嫌な目にあうと機嫌を損ねる。すぐに機嫌を直してニコニコする人もいれば、いつまでもこだわる人もいる。極...
１５２．忘れえぬ患者さん （その2）、難治てんかん患者が結婚したら穏やかになった。（2015年11月号）
難治なてんかん発作を持ち、かつ突拍子もない異常な行動をおこすので、家族や周りの人が大変困っている患者さんがいる。そのような人でも、いったん好...
１５１．新薬 レべチラセタム（イーケプラ）（2015年10月号）
近年矢継ぎ早に5種類の抗てんかん薬が認可された。ガバペンチン（ガバペン）、トピラマート（トピナ）、ラモトリギン（ラミクタール）、レベチラセタ...
１５０．忘れ得ぬ患者さんたち（2015年9月号）
大学卒業してインターン1年後、弘前大学医学部精神神経科にはいり、主にてんかんの勉強を始めたのが昭和36年だから、もうかれこれ54年になる。そ...