169 脳波で、てんかんと診断するのは危ない(2018年6月号)
何らかの精神・神経症状が発作的に起こり、それが繰り返して出現する場合、てんかんを疑って脳波をとるのは正しい。そして脳波で異常が出ればすぐに「...
てんかんの理解のために
何らかの精神・神経症状が発作的に起こり、それが繰り返して出現する場合、てんかんを疑って脳波をとるのは正しい。そして脳波で異常が出ればすぐに「...
てんかん発作はいつ起こるかわからない。なんの引き金もなく突然起こるのが普通のてんかん発作である。これに反してある種の刺激、例えば光や音などの...
てんかん発作ではないが、ストレスなどの心理的負担がおおきくて、意識を失う発作がある。このような発作を心因性非てんかん性発作(PNES)と呼ぶ...
ここ10年ほどの間に新しい抗てんかん薬(ガパペンチン、トピラマート、ラモトリギン、レベチラセタム)が次々と開発され多くの患者さんはその恩恵を...
高齢初発てんかんは、近年急増している。その発症率は65歳を過ぎたころから増加しはじめ、70歳をすぎると若年発症率を超え、80歳を過ぎると乳幼...