129.発作の裏にある脳の病気:その18 代謝性疾患の1つ、低カルシウム血症について(2013年12月号)
代謝性疾患という言葉がある。体の中の新陳代謝がおかしくなる病気である。世界大百科事典によると、「代謝とは地球上の各種生物が外界との密接なかか...
てんかんの理解のために
代謝性疾患という言葉がある。体の中の新陳代謝がおかしくなる病気である。世界大百科事典によると、「代謝とは地球上の各種生物が外界との密接なかか...
前回は細菌性脳炎・脳膜炎について話した。特に幼少時に発病する髄膜炎菌という細菌による脳炎はすぐに重篤化しやすく、死亡率も高い。早期に治療が必...
前回は無菌性脳膜炎についてお話ししました。この疾患は病原菌がビールスであり、症状が比較的軽く、あまり後遺症も残さない脳の感染症である。 ...
大人になってからてんかんを発症した患者さんには幼少時に脳炎にかかったことがあるという人が多い。多くは頭痛・嘔吐にひきつづき、数日間意識がなく...
前々回は「発作性運動誘発舞踏アテトーゼ(PKC)」について述べた。舞踏病という奇妙なダンスを踊るような症状が発作的に来る病気である。予期せぬ...