医師のためのクリニック勉強会

――てんかんおよび関連する精神・神経疾患の脳と心を勉強する会――

平成14年10月1日にむさしの国分寺クリニックを開いた。そして間もなく院内で月1回、勉強会を開くこととなった。4人のスタッフ医師が交互に興味ある症例やてんかんにかかわるトピックをテーマに開いていたが、そのうち昔我々が勤務していた国立精神・神経医療研究センターの若手医師も参加するようになった。また私が都立府中病院精神科(現在の多摩総合医療センター)で脳波セミナーを開いている関係上、そこからの若手医師の参加もあり人が増えた。そして院内には入りきれなくなったので、労政会館の会議室を使わせてもらうようになった。

患者は生きた教科書であり、丹念に患者の声に耳を傾け、理解することによって学ぶことが多い。そして診断に困った症例、対応困難な症例、珍しい症例などを持ち寄り、互いに討論し疾患の理解を深める。また特別講演として各界の専門家から最先端の知識を聴く。そして懇親会で意見を深める。これが勉強会の趣旨である。

 労政会館を使用させてもらうようになった2005年からの記録を以下に記す。 (敬称略)

大沼悌一

ページ2 (2005年~2014年) >>

2024年

 1月23日(火)
○症例検討:藤雄一朗(NCNP てんかん診療部)「経過中に幻覚妄想およびミオクローヌスを惹起した全般てんかんの一例」
◯話題提供:出渕弦一(法務省)「法務省関連施設とてんかん関連の話題」
○話題提供:大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「DRPLAについて」

2023年

 1月24日(火)
○症例検討: 加藤英生(NCNP てんかん診療部)「右前内側側頭葉切除術後より顕著なfamiliarityの障害を認めた症例」
◯症例検討:大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「左内側側頭部切除で発作及び幻聴が著しく改善された1症例」
○話題提供:大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「クレイマーへの対処再考」
 3月28日(火)
◯症例検討:伊藤愛(NCNP 精神科)「反復する急性精神病症状を合併する難治性てんかんに対して外科手術を検討・施行した一例」 
◯症例検討:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック) 「いろいろな医療機関でてんかんを否定され、徐波が目立つ一症例」
○脳波講座:大沼悌一(むさしの国分寺クリニック):「紛らわしい脳波 ー 徐波について(眠気か異常か)」
 5月23日(火)
◯症例検討:大竹眞央(NCNP てんかん診療部)「自閉症スペクトラム症を併存し診断が困難であった右島皮質てんかんの1例」 
◯特別講演:一條貞雄(JR仙台病院) 「てんかん発作型の国際分類(ILAE2017年) ー臨床脳波学的見地からー」
 7月25日(火)
◯症例検討:西村晃萌(埼玉県立精神医療センター)「てんかんとして治療歴を有する抗NMDA受容体抗体脳炎の再発が疑われた一例」 
◯特別講演:谷口豪(NCNP てんかん診療部) 「狭義の『てんかん精神病』:てんかん患者にみられる統合失調症類似の症状」
◯話題提供:大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「過敏性腸炎とてんかん。この不思議な合併症」
 10月3日(火)
日本てんかん学会(10月19日~21日)の予演
◯中本英俊(TMGあさか医療センター脳神経外科)「etiology別にみたVNS留置後の発作予後」
◯藤 雄一朗(NCNPてんかん診療部)「NCNPにおけるてんかん精査目的の検査入院での鎮静下頭部MRI検査についての検討」
◯加藤英生(NCNPてんかん診療部)「喚語困難によって正しい診断に至るまで時間を要した若年ミオクロニーてんかんの1例」
◯大竹眞央(NCNPてんかん診療部)「自閉スペクトラム症を併存し診断が困難であった右島皮質てんかんの一例」
◯中田千尋(NCNPてんかん診療部)「酵素誘導抗てんかん発作薬の骨密度に及ぼす影響」
◯谷口 豪(NCNPてんかん診療部)「精神科とてんかん外科とのコラボレーション」
◯加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「診療所での診療から見たリカバリー」
 11月28日(火)
◯臨床神経生理学会予演:中本英俊(TMGあさか医療センター 脳卒中・てんかんセンター 脳神経外科)「10-20極持続脳波モニタリングを用いた難治性てんかん重積の治療成績」 
◯谷口豪(NCNP てんかん診療部) 「精神科と脳神経内科の境界領域:PNES(心因性非てんかん発作)の知識のアップデート」
◯須田哲史(国家公務員共済組合連合会立川病院 精神神経科)「妊産婦・授乳婦に対するてんかん診療」(日本総合病院精神医学会でのシンポジウムより)
◯大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「国立精神神経センター(NCNP)でのてんかん病棟の歴史」(てんかん学会でのてんかん運動50周年記念シンポジウムより)

2020年

 1月28日(火)
○症例検討: 平井茂夫(入間平井クリニック 精神科)「抗リューマチ薬投与を機に、精神症状が変動した2例」
◯症例検討:須田哲史(立川病院 精神科)「難治の発作重積の症例」
○特別講演: 佐藤典子(国立精神神経医療研究センター病院放射線診療部)  「偏桃体腫大と有棘赤血球舞踏病とてんかん」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ
 2月25日(火)
◯症例検討:内田 直(すなおクリニック 精神神経科)「てんかんとして治療を受けた、起床困難を伴う注意欠如障害の一例」 
◯特別講演:浜野晋一郎(埼玉県立小児医療センター 神経科) 「AYA世代の様々なライフイベントに備えた小児期からのてんかん診療」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ

2019年

 1月22日(火)
○症例検討: 岡崎光俊(国立精神・神経医療研究センター精神科) 「著明な脳波異常を認めるが臨床症状に乏しく抗てんかん薬の使用を迷う症例」
○特別講演: 保阪玲子(木更津病院 臨床心理士)  「てんかんを抱える人への心理的支援」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ
 2月26日(火)
○ミニレクチャー : 谷口豪(東京大学 精神科)「てんかん発作の介助と観察」
○特別講演: 國井 尚人(東京大学 脳神経外科)「新旧てんかん外科治療」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ
3月26日(火)
○症例検討:谷口豪(東京大学 精神科)「外科手術後に妄想が拡大した慢性精神病合併の側頭葉てんかんの一例」
○特別講演: 菅野秀宣(順天堂大学 脳神経外科)「スタージウェーバー症候群の外科治療より見えてくる小児難治性てんかん治療の未来像」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ
4月23日(火)
○特別講演 : 岡崎光俊(青梅市立総合病院 精神科) 「精神科医がてんかんを診ることのミライ」
○学会予演: 谷口豪 (東京大学 精神科) 「Handling PNES emergency cases」
5月28日(火)
○症例検討: 大沼悌一(むさしの国分寺クリニック) 「摂食てんかんの症例」
○特別講演: 竹内崇(東京医科歯科大学 精神科) 「妊産婦の自殺対策」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ
6月18日(火)
日本精神神経学会、およびInternational Epilepsy Congressの予演会
○日本精神神経学会(新潟)の予演、四題
・谷口豪(東京大学 精神科) 「小児科と精神科の医療連携:てんかんのトランジション」 (シンポジウム20 てんかんと精神医療の新たな連携の形(psycho-epileptology) )
・ 田宗秀隆 (東京大学 精神科) 「日常臨床から着想した研究へ適応できる新規手法」 (日本精神神経学会と日本神経科学学会との連携シンポジウム 精神疾患の新しい理解と支援に寄与する最先端神経科学)
・ 曽根大地 (University College London Institute of Neurology ) 「carfentanil画像を用いた、側頭葉てんかんの不安・うつ症状におけるオピオイド受容体結合能の検討」 (一般演題)
・ 加藤昌明(むさしの国分寺クリニック) 「てんかん合併妊娠の医療的支援~妊娠前にすること、妊娠中にすること、出産後にすること~」 (シンポジウム71 さまざまな精神神経疾患の妊娠・出産・授乳への対応 )
○33rd International Epilepsy Congress (バンコク)から一題
曽根大地 ( University College London Institute of Neurology ) 「Profoundly impaired white matter integrity and brain networks in temporal lobe epilepsy with psychosis: A diffusion MRI study」 (Platform Session)
7月23日(火)
○症例検討: 小玉聡(東京大学 神経内科)「SLEを背景に症候性てんかんをきたし、発作症候として寂寥感を呈する48歳女性例」
○特別講演:田所ゆかり(愛知医科大学 精神科) 「てんかんとうつ ~薬物療法の観点から~」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ
9月24日(火)
○症例検討: 長岡大樹(東京大学 精神神経科) 「非けいれん性てんかん重積と心因性非てんかん性発作が合併した難治性てんかんの1例」
○特別講演: 佐藤敦志(東京大学 小児科) 「結節性硬化症 なぜ連携?どう連携?」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ
10月15日(火)
日本てんかん学会(10月31日~神戸)の予行
◯谷口豪(東京大学 精神科)「扁桃体肥大を伴う側頭葉てんかんの治療戦略」
◯岡崎光俊(青梅市立総合病院 精神科)「成人てんかん患者における自閉症スペクトラム尺度の主観的評価に及ぼす影響」
◯村田佳子(埼玉医科大学 精神科)「抗てんかん薬による体重増加、脱毛」
◯中川栄二(国立精神神経医療研究センター 小児神経科)「ILAE2017分類の歴史的変遷」
◯加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「ILAE2017てんかん分類~その意義と日本語版」
11月26日(火)
◯大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「BAFMEの臨床」
◯中村雅之(鹿児島大学 神経精神科)「BAFMEの分子遺伝学」

2018年

 1月23日(火)
○症例検討:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「過眠症を疑った1症例」
○特別講演:松尾健(都立神経病院 脳神経外科)「臨床における皮質脳波の有用性」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ
 2月27日(火)
○症例検討: 草開祥平 (国立精神神経医療研究センター病院 小児科)
○症例検討:渡辺さつき (埼玉医大てんかんセンター)「暴力・破壊・自傷行為により対応困難であった手術歴のある側頭葉てんかん症例」
○症例検討:渡辺雅子(新宿神経クリニック) 「新宿神経クリニックのSUDEP症例について」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ」
3月27日(火)
○話題提供:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「てんかんの診断と治療・二つのポイント ~ 2017年てんかん発作分類とてんかん分類を含めて」
○特別講演:本山りえ(東京都健康長寿医療センター 神経内科・脳卒中科)「脳卒中後てんかん」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ」
4月24日(火)
○症例提示:加藤昌明 (むさしの国分寺クリニック) 「Hyperekplexiaを疑う2例」
○ 特別講演 : 山本直樹 (東京都多摩総合医療センター精神科)「てんかんと鑑別を要する遺伝性精神神経疾患」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ」
5月22日(火)
○谷口豪(東京大学 精神神経科):「抗てんかん薬のてんかん以外の精神・神経疾患への適応およびオフラベル使用について」
○特別講演:須貝研司(ソレイユ川崎診療部長、聖マリアンナ医大小児科客員教授)「小児てんかんの発作時ビデオ脳波」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ」
6月26日(火)
○症例提示:出渕弦一(法務省)「発作時心静止が捕捉された29歳女性の一例」
○特別講演:宮島美穂(東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 心療・緩和医療学分野)「心拍変動によるてんかん発作予測の試み」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ」
7月24日(火)
◯症例検討:一條貞雄「ダウン症(50歳女性)の1例、脳波とCT」
◯症例検討:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「脳波異常を示し、てんかんと診断したlong sleeper」
○特別講演:内田直(すなおクリニック)「発達障害と日中の過度の眠気(EDS:Excessive Daytime Sleepiness)」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ」
9月25日(火)
◯症例検討:渡辺詩絵奈(国立精神・神経医療研究センター 小児神経科)「覚醒時に律動的な全般性高振幅徐波が持続する9歳女児」
○特別講演:谷口豪(東京大学 精神神経科)「精神科で診るNCSE(非けいれん性てんかん重積)
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ」
10月16日(火)
てんかん学会の予行
◯加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「2017年ILAEてんかん分類」
◯谷口豪(東京大学精神科) 「扁桃体肥大を伴うてんかんと精神症状」
◯中川栄二(国立精神・神経医療研究センター 小児神経科)「てんかんと発達障害の包括的診断と治療」
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○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ」
11月27日(火)
◯症例検討:平井茂夫(入間平井クリニック)「認知症地域ネットにおける精神科開業医の役割」
◯症例検討:谷口豪(東京大学 精神科)「全身けいれん発作前の脳波異常が特徴的な16歳男性」
◯症例検討:飯島昌平(都立神経病院 脳神経外科)「外科治療にて発作消失を得た顔面EPCの一例」
◯症例検討:渡辺さつき(埼玉医科大学 精神科)「てんかんと診断されていた低血糖発作のビデオ脳波」
◯大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ」

2017年

 1月24日(火)
○症例検討:田宗秀隆(多摩総合医療センター精神神経科) 「腎機能低下者のセフェピム脳症3例」
○話題提供:加藤昌明 「特発性全般てんかんの強直間代発作を診る」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ
2月28日(火)
○症例提示:平井茂夫(入間平井クリニック) 「うつ病が疑われたが自己免疫脳炎と診断された症例」
○特別講演:曽根大地(国立精神・神経医療研究センター 放射線診療部/脳病態統合イメージングセンター) 「NCNPにおけるてんかん画像研究 -past, present, and future-」
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ
3月28日(火)
○症例検討:関本正規(むさしの国分寺クリニック) 「BAFMEが疑われた一例 脳波と誘発電位の治療前後の変化」
○症例検討:大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)2症例
○症例検討:谷口豪(東京大学 精神科) 「知的障害を伴う『全般てんかん』の患者さんの発作が止まらない時にどう考える?」
4月25日(火)
○症例検討:平井茂夫(入間平井クリニック)
「加害者としての高齢者 弁護士からの相談例」
○症例検討:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)
「症候性てんかんが疑われるが治療導入に難渋している症例」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)興味ある脳波の一ページ
第一部:あいまいな脳波所見)
第二部:代謝性疾患の脳波 
5月23日(火)
○特別講演:須江洋成(慈恵医科大学 精神科)『精神医学的に興味深いてんかんの症状について-自験例を中心に-』
 ○症例検討:水谷真志(国立精神・神経医療研究センター精神科)「両側扁桃体腫大を伴った高齢発症てんかんの一例」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ 集中治療室からホットな脳波 -脳波から見た急性疾患-」
6月27日(火)
○特別講演:川合謙介(自治医科大学脳神経外科)「てんかんに対するニューロモデュレーション治療」
○症例提示:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「VNSの自験例について」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ -救命救急室の脳波-」
7月25日(火)
○特別講演:田中達也(国際抗てんかん連盟第1副理事長、やまびこ医療福祉センター名誉院長)「全般化発作と二次性全般化発作:動物実験からのアプローチ」
○症例提示:岩崎真樹(国立精神神経医療研究センター病院 脳神経外科部長) 「むさしの国分寺クリニックからの手術検討依頼症例のまとめ」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の一ページ ---救命救急室から--- 脳波の左右差について」
9月26日(火)
○話題提供「ラコサミドの使用経験」 :
精神科の立場から 加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)
小児科の立場から 中川栄二(国立精神・神経医療研究センター 小児科)
○症例検討:大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「高度な脳波異常を呈した急性興奮の3症例」
10月24日(火)
○てんかん学会の予行
 加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「日本に多いてんかん症候群―BAFME,DRPLA-その臨床像と最近の知見」(教育講演10)
 谷口豪(東京大学精神科)「成人てんかんの診断・治療」(マラソンレクチャー2)
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の1ページ」
12月19日(火)
○話題提供:大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「健常児童多数例の脳波について」
○症例検討:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「てんかんと診断され社会的不利益を被った反射性失神の一例」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の1ページ」

2016年

1月26日(火)
○特別講演:高橋幸利(静岡てんかん神経医療センター副院長)「自己免疫性脳炎」
○事例検討:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック )「神経軸索スフェロイド形成を伴う遺伝性びまん性白質脳症を疑われた症例」
○大沼悌一:興味ある脳波の1ページ「低酸素脳症の3例」
2月16日(火)
○話題提供:関本正規(むさしの国分寺クリニック) 「中高年発症てんかんの記憶障害-早期診断、早期治療を。楽しい記憶が消えてしまう前に」
○症例検討:関谷純平(国立精神神経医療研究センター病院精神科)「認知症治療中に初発した非けいれん性てんかん重積状態の一例」
3月22日(火)
○特別講演:亀山茂樹(国立病院機構西新潟中央病院)「笑い発作と視床下部過誤腫症候群」
○症例検討:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「視床下部過誤腫を長く見過ごしていた症例」
○大沼悌一 著書「成人期てんかんの諸問題」の紹介・説明
4月26日(火)
○特別講演:森野百合子(東京都小児総合医療センター 児童・思春期精神科 医長)「発達障害の子どもたち:問題行動への対処」
○症例検討:植松 賢司(NCNP 小児神経科) 「睡眠障害、意欲の低下を認めたてんかんの15歳女児」
5月24日(火)
○症例検討:谷口豪(東京大学精神神経科)「続報・部分てんかんか全般てんかんか判断が困難だった症例の治療経過と今後の検討」
○症例検討:宮川希(国立精神神経医療研究センター病院精神科)「部分てんかんか全般てんかんか診断に難渋した症例」
○症例検討:渡辺雅子(新宿神経クリニック)「失神か、てんかん発作か、PNESか判断に迷う症例」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「拡大版・ 興味ある脳波の1ページ プリオン病について」
7月26日(火)
○特別講演:兼子直(弘前大学名誉教授、北東北てんかんセンター長)「てんかんの発病防止プロジェクト」
○症例検討:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック) 「発作症状が非定型的な一症例」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の1ページ NCSE、サプレッションバースト」
9月27日(火)
○特別講演:平林直次(国立精神神経医療研究センター病院精神リハビリテーション部長) 「精神科診療での認知行動療法活用の試み―限られた時間の中で―」
○北村直人(あおば心療内科)「認知行動療法を活かす-主治医が知っておくとよいこと、注意したいこと」
○谷口豪(東京大学精神科)「Depression in patients with epilepsy in Japan」
10月25日(火)
「てんかん医療に関して精神科医やコメディカルスタッフができること、できないこと」 に関するミニシンポジウム
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「てんかん医療における各科の医師の役割の違い―得手、不得手―」
○渡辺裕貴(国立精神神経医療研究センター病院精神科)「NCNPでの精神科てんかん診療の現状を通して、精神科てんかん診療の未来を考える」
○谷口豪(東京大学精神科)「5年後のてんかん診療を支える精神科医の育成について」
○浪久悠(国立精神神経医療研究センター病院リハビリテーション部 作業療法士)「作業療法士はてんかん診療において何ができるか?」
11月22日(火)

○特別講演:岩崎真樹(国立精神神経医療研究センター病院脳神経外科部長)「てんかん外科に学んだ脳波」
○症例検討:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「辺縁系脳炎後にミオクロニー発作を呈した症例」
○大沼悌一(むさしの国分寺クリニック)「興味ある脳波の1ページ:リチウム中毒のPSD、低血糖の徐波」

2015年

1月27日(火)
○特別講演:梶村尚史(むさしクリニック院長)「最近、注目すべき睡眠障害」
○事例検討:平井茂夫(入間平井クリニック院長)「一過性の精神症状・画像所見を呈し、FTDを疑われた30代男性例」
○大沼悌一:興味ある脳波の1ページ
2月24日(火)
○話題提供:渡邊さつき(国立精神神経医療研究センター病院精神科)「てんかんにおける脳波・fMRI同時計測」
○事例検討:金井雅弘(国立精神神経医療研究センター病院神経内科)「てんかんを疑われたBPANの1例」
○大沼悌一:興味ある脳波の1ページ
3月24日(火)
○特別講演:中里信和(東北大学病院てんかん科教授)「東北大学病院てんかん科の5年」
○事例検討:谷口豪(東京大学精神神経科助教)「適応障害・若年性認知症と診断されていた側頭葉てんかんの症例」
○大沼悌一:興味ある脳波の1ページ
4月28日(火)
○話題提供:村田佳子(国立精神・神経医療研究センター病院精神科)「自己免疫性脳症とてんかんについて」
○事例検討:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「インシュリノーマを有した部分てんかんの症例」
○大沼悌一:興味ある脳波の1ページ
5月26日(火)
○特別講演:中川栄二(国立精神・神経医療研究センター病院外来部長)「てんかんと発達障害」
○事例検討:森野道晴(東京都立神経病院脳神経外科部長)「無輸血手術を行った側頭葉てんかんの症例」
○大沼悌一:興味ある脳波の1ページ
6月23日(火)
○特別講演:小国弘量(東京女子医科大学小児科教授)「若年ミオクロニーてんかんの臨床・脳波について」
○事例検討:村田佳子(国立精神・神経医療研究センター病院精神科)
○大沼悌一:興味ある脳波の1ページ
7月28日(火)
○特別講演:久保田英幹(静岡てんかん・神経医療研究センター診療部長、てんかん協会副会長)「てんかんと道路交通法」
○事例検討:大沼悌一(むさしの国分寺クリニック名誉院長)、岡崎光俊(国立精神・神経医療研究センター病院外来部長)
○大沼悌一:興味ある脳波の1ページ
 9月29日(火)
○特別講演:山野光彦(東海大学神経内科講師)「側頭葉てんかんと社会的認知」
○事例検討:本多正幸(東京大学神経内科)「遂行機能障害を呈し,右前側頭部にepileptic dischargeを認めた高齢男性例」
○大沼悌一:興味ある脳波の1ページ
10月27日(火):日本てんかん学会予演会
○倉持泉(国立精神・神経医療研究センター病院精神科)「心因性非てんかん性発作と後頭葉てんかんを併発し治療に苦慮した一例」
○竹田康二(国立精神・神経医療研究センター病院精神科)「てんかん性不機嫌状態での暴行により逮捕された一例」
○田宗秀隆(多摩総合医療センター精神科)「Emotional stress-induced seizures: A case of temporal lobe epilepsy with amygdala enlargement (Englishsession)」
○谷口豪(東京大学精神神経科助教)「PNES in Japan」(ILAEシンポジウム第3部)(English)
11月24日(火)
○話題提供:加藤昌明(むさしの国分寺クリニック)「気分安定薬の妊娠・授乳に関する安全性」
○事例検討1:谷口豪(東京大学精神神経科助教)「部分てんかんと診断されていたが全般てんかんと考えられた症例」
○事例検討2:大沼悌一 (むさしの国分寺クリニック)
○大沼悌一:興味ある脳波の一ページ

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